淮海路と衡山路

南京東路/南京西路の南を、ほぼ並行して東西に走っている通りが淮海路で、洒落たカフェや垢抜けたブティックが点在し、外資系の大型デパートも建ち並ぶ上海の流行発信地です。この界隈には外国人も多く、まさに最先端のファッションストリートの感があります。地下鉄1号線の黄陂南路駅の程近く、准海路の東側に准海公園がありますが、そのすぐ南に2001年にレトロな趣を残したまま再開発されてできた新天地があります。クラシカルなフランス租界当時の面影と情緒を残しながら、洒落たレストランやバー、カフェ、各種ショップやライブハウスなどが作られており、上海で今一番熱いスポットとなっています。

また、そのすぐ東隣には2005年にコーポレート・アヴェニューが作られ、最新流行のブティックなどが入ったコンプレックス・ビルでこちらも要注目です。こうした新しい流れとは対照的に、中国の歴史的な建造物があるのもこのエリアです。新天地の南には中国共産党の創設宣言が行われた一全大会会址があり、復興公園の近くには孫文が過ごしていた重厚な「孫中山故居」があります。その他、茂名南路には上海バンスキング時代の面影を残す錦江飯店北楼や花園飯店が建っており、表通りとはまた違った風景があってとても興味深い界隈です。

准海路の南には、フランス租界時代の洋館が連なる衡山路があります。こちらの通りにはデパートなどの大型商業施設はなく、租界時代の洋館を利用したホテルやブティック、カフェ、ライブハウスなどが点在しています。東平路と衡山路との交差点には、宋家ゆかりの邸宅をリニュアルしたレストランのサーシャがあり、ここにはかつて蒋介石も暮らしていたとも言われる歴史があります。レトロな雰囲気を持つ洋館に混じり、古い教会が集まっているのもこの辺りで、ロシア正教やプロテスタント教会など、往年の国際色豊かなこの界隈を象徴した建造物が続きます。こうしたコロニアルな雰囲気を持つ准海路ですが、夕方から夜にかけては地元の若者や各国からの駐在員のプレイスポットとなり、ハイセンスな人たちで深夜まで賑わっています。

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