上海のタクシー

上海市内を移動するのに一番便利なのはタクシーです。初乗りが2キロまで11元、それを超えると1キロごとに2.1元と比較的リーズナブルで、街中には数多くのタクシーが走っており、空車もすぐに見つかって乗るのに手間取ったりすることもありません。ただし、雨が降った場合には、利用者がどっと増えますから捕まえ辛くなります。パワーのある地元の人との流しのタクシーの争奪戦には、とても参加できませんから、ホテルなどのタクシー乗り場で並んで待つのが無難です。

また、タクシーは、目的地まで横付けできる利点を持つ反面、朝夕のラッシュ時には主要な道路は車で埋まり、交通渋滞だけはどうにもなりません。ただ、上海タクシーは運転が相当荒っぽくて、渋滞がないときなどはクラクションを鳴らしっぱなしで凄いスピードで疾走しますから、多少は混んでいた方が安心して乗っていられるのですが。

上海を走るタクシーは、フォルクスワーゲンが殆どです。運転席の周りは、かつて強盗が多発した頃の名残で透明の防犯プラスチックで囲われており、助手席はそのせいで少し狭くなっています。それと、日本との違いはドアが手動になっていることです。日本で乗るときのように自動で開くのを待っていてもいつまでたってもドアは開きません。上海では、自分で開けて乗り込んで、自分で開けて降りる必要があります。合図で目の前にタクシーが止まっても、ドアが開くのをじっと待っていたら、ドライバーの方では「客じゃないのか」と思ってそのまま行ってしまうこともあります。支払いは、地下鉄のところでも述べたように、現金以外に「一卞通」(イッカトン)というプりベイトカードを使うことができます。

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