上海の経済

中華人民共和国が成立した1949年には、上海の人口は520万人でしたが、2004年末の統計では1350万人を超えており、その他にも上海以外の出身者で住民登録をしていないいわゆる「流動人口」が400万人、あわせて1750万人以上の人が暮らす巨大都市になっています。今なお急速に発展し続ける上海には、職を求めて地域外から流入する人も今なお多く、そのことが対外的な関係のみならず、国内的にも様々な文化が混在・融合したコスモポリタンシティとしての性格を強めています。

現在も街中のあちこちでスクラップ&ビルドが行われており、高速道路や地下鉄網の更なる充実化など、工業基地として更に巨大化をはかるとともに、経済や金融、貿易、通信、そして文化面でも中国の中心となってきつつあります。中国経済が現在の状態で順調に推移していくと、近い将来には上海経済がニューヨークや東京、ロンドンなと共に、世界の経済を牽引していく重要なポジションを占めていく可能性が高いといわれています。

上海市民の所得水準も、中国の1人当たりGNP(1100ドル)と比べると、その5倍以上の6840ドルで、中国の中でこの都市がいかに豊かであるかがよく分かります。2004年度の上海市民の平均月収は約5万円ですが、共働きが普通であることから世帯収入はその倍は見込まれ、企業経営や投資家などでは年収1千万から1億を超える富裕層も出てきています。

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