上海の物価

いまや中国経済の中心的な役割を担う上海ですから、一般的には物価が高いと思われがちですが、日本人的な感覚で言うと高いものは高い、安いものはかなり安いです。一般的な生活用品や生鮮食料品、庶民的なところでの外食だと日本の物価の約3分の1から10分の1くらいでしょう。

上海といえば有名な小龍包が思い浮かびますが、これはおやつや軽食として庶民に馴染みの深いもので、おなかが一杯になる12個入りで5元(75円)くらいが一般的な相場です。肉まんや野菜まんなどの包子は1つで1元(15.5円)くらいです。地下鉄やバス、タクシーなどの交通機関は、日本の約5分の一から10分の一で利用できます。

ただ、衣料品などは庶民的な露店市場とデパートなどでは大きな違いがあり、デパートで品質の確かなものを購入しようとすると日本とさほど変わりません。外食も、洒落たカフェや料理店だと日本とほぼ同様かそれ以上です。また、中国にない外国から輸入されたいわゆる高級品と呼ばれるものは、むしろ日本よりも高くなることが多いです。

経済の改革開放によって人々の生活水準が上昇し、消費ブームが引き起こり、それによって中国でもより良質のもの、より高級なものへの志向が生じ、物価も経済改革後は相当上昇しています。特に上海のような中国の中でも経済力のある人々が多く暮らす都市では、その傾向が顕著になっています。総体的な物価として日本人の視点で見てみると、およそ日本の70-80%と考えておけば間違いないでしょう。

CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.007-2